昨日に引き続き、COROSの使い方について書いていきます。
ガーミンのウルトラトラックモードなど、長時間バッテリーを可能にする設定が最近のGPSウォッチにはありますよね。COROSのウルトラマックスモードとGARMINのウルトラトラックモードの内容を比較して、精度を含めたCOROSのバッテリーと軽さのバランスに迫っていきたいと思います。
目次
長時間バッテリーモードの比較について
早速、結論から書いてしまいましたが、COROSのウルトラマックスモードと、ガーミンのウルトラトラックモードの違いについて書いていきたいと思います。
COROSのウルトラマックスモードは、フルでGPSを稼働させている状態から、GPSの受信感覚を120秒間のうちに30秒間と、残りの時間はモーションセンサーと独自のアルゴリズムで距離計測を行っています。
一方、ガーミンのウルトラトラックモードは、60秒間にGPSの受信はたったの1回です。私も使っていたのでわかりますが、GARMINのウルトラトラックモードは後からログを見た時にとてもカクカクしたデータになってしまいます。距離も標高も正確に出ないですが、ロングレースでバッテリーをセーブしながら一応のログを残すのに、以前からあったため重宝されてきました。
※走った記録を大事にするランナーからは、走った後に残念な気分になると言われることもしばしばありましたが、1つの有効なツールだったと思います。
この2社のわかりやすい違いが画像でCOROSのメーカーページに掲載されていましたので、掲載しておきます。

画像でわかるように、従来のロングバッテリーモード(Traditional Ultra Mode)は角ばったログになってしまうことが視覚的もわかりますね。一方、COROSのUltra max Modeは滑らかで誤差の少ないログになるのがわかりますね。
長時間バッテリーモードでなければGARMINのGPSと精度は大きく変わらない(個人的な感覚ですが)と思いますので、長時間バッテリーモードを使う予定がない方であればどちらを選んでも問題ないかと思います。
長時間バッテリーモード(ウルトラマックスモード)の設定方法について
COROSの長時間バッテリーモード(ウルトラマックスモード)の設定は2種類あります。
アクティビティをスタートする前か、アクテビティの途中から変更するかです。
どちらも設定方法は一緒なので見ていきましょう。ポイントは『アクティビティの画面に進んでから操作する』です。今回は便宜的に『ラン』モードで画面を見ていきます。

アクテビティのモードを押してから操作をするのがポイントです

この画面になったら右下のボタンを長押しします。
APEX PROでもVERTIXでも操作方法は同じです。

スクロールして『長稼働モード』を選択

デジタルダイアルを長稼働モードに合わせたらダイアルを押します

『長稼働モード』がオンになったら右下のボタンを押すと、アクテビティスタートの画面になりますので、あとはGPSとハートレートが問題なく検知できたらスタートできます。

なお、アクテビティの途中にウルトラマックスモードに変更する場合は、運動中(タイマーが稼働中)に右下のボタンを長押しして同様に操作すればOKです。
まとめ
長時間バッテリーモードも考えてGPSウォッチを購入する場合は、COROSはとってもオススメです。長時間バッテリーモードを選択しなくても、もともと長時間バッテリーなんですが、中でも精度が高いのが嬉しいですよね。
また、操作方法もなかなか掲載されていませんが、動かしてみると簡単ですよね。ぜひトライしてみてください。
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