COROS VERTIX2 日本での発売日は? よりパーソナライズされるGPSウォッチの未来

2021年8月17日(火)23:00よりCOROSの新商品発表が、インターネットで世界中に配信されました。その中でも驚きの内容がCOROSの最上位モデルVERTIXの大幅なアップデートでした。

今回はそんなアップデートの情報をわかる範囲でお伝えしていきたいと思います。

日本での発売日は?

現時点では不明です。
輸入にも手続きがかかると思いますので、10月あるいは11月でしょうか。現時点での発売については確認できていません。

発表されたCOROS VERTIX2のスペックなど

GPS / マップ機能の進化

まずGPSの精度が格段に上がります。

GPS(アメリカ)/ GLONASS(ロシア)/ Galileo(ヨーロッパ)/ QZSS(日本:みちびき)/ Beidou(中国)の5つの衛星通信を同時に測位することができます。

地形図と同時にランドスケープマップが導入

これまでに発売されているVERTIXやAPEX PROなどについては、ルートを導入することはできましたが、地形図等が表示されなかったため、事前にデータを入れた場合においても、COROSウォッチから詳細なデータを得ることができませんでした。なので、GPSウォッチに慣れていないユーザーはルートから逸脱した場合のアラートであったり、事前に設定したルート上に自分がいるかどうかなどの確認をメインに利用していたと思います。

そして、現在発売されているVERTIXとAPEX PROも地形図が2021年末までにアップデートし導入されるようです。

バッテリー性能

これまでVERTIXのバッテリーはフルGPSモードで60時間、通常使用で45日間とされていました。VERTIX2ではフルGPSモードで140時間、通常使用で60日間、90時間のトラッキング、GPSだけでなく全ての衛星通信を2つの周波数帯を使って50時間記録します。また、バッテリーも0%から100%まで2時間の急速充電を可能にしています。

90時間のGPSトラッキングは、家族や仲間に自分の居場所を知らせることができるので、例えば登山での遭難防止や、トレイルランニングなどの応援やサポート、ロゲイニングやアドベンチャーレース等での大会側での安全管理などにも非常に便利な機能になりますね。

心電図から心拍変動をとらえ、体のストレスやリカバリーを算出

これはもの凄く大きなアップデートだと思います。これまでCOROSが提供しているEvoLabでは、リカバリータイムの算出にトレーニングデータを元に算出していました。
ECG(心電計)を用い、HRV(心拍変動)を捉えることで、よりパーソナライズされた体の状態をキャッチし、リカバリータイムの算出や体のストレススコアを表示できるようになりました。

精度は胸部で捉えるよりかは正確さには欠けると思いますが、それが手首でできるのですからものすごい進化を遂げていると感じます。

音楽機能を搭載

COROSはこれまで頑固一徹、余分な機能を排除しGPSの精度やバッテリーの機能に特化し、軽量で安価な満足度の高い製品に特化していたと感じていました。この度音楽の機能を搭載することで、『おや?』と思う方もいるかと思いますが、後ほど出てくる価格を聞いて驚くことでしょう。GARMINのFenixシリーズのようにSuicaまでは対応していませんが、COROSも機能性を今後追加していく流れは必然と出てくると思います。

音楽機能とGPS機能をフルで使っていた場合でもバッテリーは35時間と超ロングバッテリーを保持することができます。また、Wi-Fiも搭載されたことにより音楽も無線接続で使用が可能です。

Insta360と連動

インスタ360と連動は、インスタグラマーや様々なアクティビティの記録を残したい人にとってとても嬉しい機能です。細かい連動内容は分かりませんが、起動・停止だけでも手元で操作できるのは嬉しいですね。

専用カラビナでクライミングにも対応

VERTIX2はクライミングにも対応するため、専用のカラビナをリリースします。GPSの精度の向上もクライミング時の精度が悪かったような内容が出されていました。COROSがいかにクライミングにも力を入れているかが分かりますね。

価格

VERTIX2の価格は699.99USドル
これまでの価格を勘案すると、日本での発売予想価格は75,900円(税抜)くらいでしょうか、これまでに発売されているVERTIXから+10,000円くらいであることが予想されますね。GARMINのFenixシリーズで同機能のモデルが発売されたら100,000円は確実に超えるモデルだと思います。これだけのスペックアップでも+10,000円前後でおさまるのですから、COROSがVERTIX2にいかに力を注いでいるのかが分かります。

また、専用カラビナは79.99USドルであるため、日本では8,900円〜9,800円前後が予想されます。

その他

そのほかの内容としてはCPUが20%向上していることと、画面の大きさが16%大きくなっているという情報が出ています。スペックの変化をまとめたものが以下の画像になります。

COROS VERTIX2の外観(予定)

パッケージは以下の内容に
以前の屈強なケースから柔らかい印象になりそうですね

カラー展開は2色
オブシディアンとラヴァ

まとめ

今回発表されたCOROS VERTIX2の発売日がいつになるのか、まだ特に発表はなかったですが、APEX PROやVERTIXに地形図がアップデートされるタイミングが年内とのことなので、恐らく発売時期もその頃になるのではないかと想像しています。

それにしてもGPSウォッチの進化は目覚ましいですね。どれほどの精度か分かりませんが、特にHRVの導入がこんなにも早くやってくるのは想定外でした。

GPSウォッチに限らず、全てのサービスがパーソナライズされていくか、安価で画一的なものになっていくか、二極化が進んでいると思います。このVERTIX2のHRVの導入は、よりパーソナライズされた商品、よりパーソナライズされたサービスを生み出していくときに、絶対的な『個人』のデータを取得することになります。
この個人情報がどのように扱われるかは分かりませんが、このようなビッグデータが更に医療等への研究へと提供されていき、これまで治らなかった病気などが治るような世の中になっていくのかとも想像することができます。

我々ユーザーとしても、よりパーソナライズされたトレーニングメニューを、今後COROSから提供されることは間違いないでしょう。また、ランニングコーチ等にとっても、顧客のデータを更に細かく把握できる、それだけのアップデートだと思います。

また、これだけの機能を備えてのコスパも圧倒的ですね、重さの発表がなかったのが気になりますが、それなりの軽さをキープしたままリリースされることを期待しています。

COROS PACE2 使い方とレビュー 機能/初期設定/購入方法など

2021.01.07

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