COROS APEX PROと COROS PACE2の比較と選ぶ基準

さて、これまで何度も紹介してきましたCOROS PACE2(カロス ペース2)なのですが、他の商品と比較して納得して選びたい・・という方も多いと思います。前回はGARMIN ForeAthlete55と比較しましたが、今度は同じブランドの上位機種APEX PROとの比較をしていきたいと思います。

カロス ペース2 ガーミン フォアアスリート55 比較 購入するならどっち?

2021.09.17


ペース2にしようかエイペックスプロにしようかで悩んでいた人は、解決できる可能性が高いので読み進めていってくださいね。

当ブログでは、なかなか情報が少ないCOROSについて多くの情報を更新しています。

スペック比較

COROS APEX PROCOROS PACE2
価格61,490円(税込)27,390円(税込)
バッテリーGPSモード:40時間GPSモード:30時間
ウルトラマックスモード75時間60時間
日常使用約30日約20日
重さナイロンバンド:49g
シリコンバンド:59g
ナイロンバンド:29g
シリコンバンド:35g
サイズ47×47×13.4mm42×42×11.7mm
ディスプレイ素材DLCダイヤモンドガラスミネラルガラス 高強度ポリマー
ディスプレイサイズ1.2インチ1.2インチ
解像度240px240px
画面タイプタッチスクリーン対応タッチスクリーン非対応
ベゼル素材チタン合金繊維強化ポリマー
カバー素材アルミニウム合金繊維強化ポリマー
防水100m50m
VO2MAX/ランニングパワー
光学心拍計
GPS標準GPS / GPS+GLONOSS
GPS+BEIDOU / QZSS
標準GPS / GPS+GLONOSS
GPS+BEIDOU / QZSS
気圧高度計
ジャイロセンサー
SPO2モニター×
パルスオキシメーター×
専用バックライトボタン×
ナビゲーション×
今後のアップデート地形図データが導入予定×
対応アクティビティラン、屋内ラン、トラックラン
自転車、屋内バイク、
オープンウォーター、
プールスイム、ボート漕ぎ、
フラットウォーター、
GPSカーディオ、
ジムカーディオ、
トライアスロン、
屋内漕艇、トレーニング、
マルチスポーツ
トレイルラン、ハイキング
登山、スキー、スノーボード
XCスキー、スキーツーリング
スピードサーフィン、
ウィンドサーフィン、
ホワイトウォーター
ラン、屋内ラン、トラックラン
自転車、屋内バイク、
オープンウォーター、
プールスイム、ボート漕ぎ、
フラットウォーター、
GPSカーディオ、
ジムカーディオ、
トライアスロン、
屋内漕艇、トレーニング、
マルチスポーツ

この比較表を見てしまうと『PACE2安すぎませんか?』と言われることも多いと思いますが、トレイルランモードや登山モードなど、APEX PROの方は日常的に山に行かれる方や、ウィンタースポーツ、マリンスポーツを行う方のアクティビティまでをカバーしてくれます。

もちろん気圧高度計はどちらにも搭載されているため、標高の情報などはペース2でもアクティビティ中から表示させることは可能です。言い方を変えると、トレイルランニングメインの方でも「ランモード」で普通に山を走る時に必要なデータを表示させられることができます。

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大きな違い

まず基本的なこととしてPACE2はランニング用、APEX PROは主にトレイルランニング用に作られています。


バッテリーについて

PACE2は30時間という十分なバッテリー性能を持っていますので、30時間を明らかに超えるような走り方をしない方であれば、レースに参加するだけであれば概ねPACE2で問題ありません。また、SUUNTOなどで、以前同じモデルの時計を2つ用意して、エイドで交換して走り続ける方もいましたが、30時間を超えるようであればAPEX PROの方がいいと思います。場合によっては2台持ちでもAPEX PROを購入するより安いので、気にならない方はお試しください。

アクティビティのモードについて

トレイルランニングや登山などについてが、ペース2だと基本的に『ラン』モードで計測することになります。これが データとして残った時に気持ち悪い(私は気持ち悪い派)という方 は、自分が使いたいアクティビティがペース2になくてエイペックスプロにあればそちらをチョイスしましょう。

 ウィンタースポーツもやる人でログを残したい方 もエイペックスプロをお勧めします。

地図データの取得について

比較的ライトユーザーの場合はPACE2で問題ないと思います。GPXデータなどはスマホなどで見られるようにするなど工夫すれば、APEX PROを購入する必要はありません。

最近のトレイルランニングの大会においても主催者と参加者の保険のためにと、GPXデータを事前にダウンロードして見られるようにしておいてくださいということが増えてきました。場合によってはマーキングがかなり甘い大会もあります。GPXデータは提供されている大会であれば必ずダウンロードしておきましょう。マーキングだけを頼って走るのは死活問題になりかねません。

もちろんスマホでも問題ないですが、ずっとスマホを見ながら走るわけにもいきませんし、バッテリーの問題もあるので、時計に入れられたらとてもスマートですよね。
また、現在地形図に対応していなかったため、少し見にくいかなという指摘も合ったマップデータですが、年内にアップデートし、地形図が搭載される予定です。より快適に使用することが加速しますので、この地形図の発表を受けてますので、APEX PROも同価格帯のGPSウォッチと比較すると十分な性能でありながら高いコスパであることがわかります。

SPO2モニターについて

SPO2とは体内の動脈血酸素飽和度を計測した数値で通常は96%〜99%くらいが適正です。平地で90%を下回るようですと呼吸状態が悪く、息苦しさを訴える人がほとんどです。標高が上がると気圧が下がり空気が薄くなるため、酸素濃度は下がります。酸素濃度が薄くなった状態で無理な運動を続けたり、止まっていたとしても高地順応する前に標高を上げた場合などに高山病を起こすリスクがあります。

高山病は概ね2500m以上の標高になると発生の確率が上がると言われており、なってしまうと吐き気やめまい、立ちくらみや息苦しさなどの症状が出ます。

この高山病を予防するためにも体の酸素飽和度を測定し、モニタリングすることが山岳スポーツや登山では必要な要素となってきます。1500m以下の低山であれば、呼吸器疾患でもない限り特別気にする必要はありません。

COROS APEX PROや最上位機種のVERTIXなどでは、この血中酸素飽和度をモニタリングしながら、運動強度と照らし合わせアラートをかけることで高山病を防ぐ機能が搭載されています。

 高山病になったことがある方は、もう2度と高山病にかかりたくないって思いますよね。標高の高い山に行かれる方、富士山に登られる方などはあると安心な機能ですよね。もちろんそれよりも高い海外の山に行かれる時などは更に重宝することでしょう 

購入するならどっち?ズバリ選ぶ基準

さぁいよいよ購入するならどっちか、箇条書きで書いていきます。

COROS PACE2で十分な人

・30時間以上のアクティビティをやる可能性が向こう3年なさそうな人
・地図データはスマホの方が見やすいし要らないという方
・細かいことは気にしない人
・とにかく軽い方がいい人
・必要以上に高機能は使いこなせないと感じている人
・コスパ最高!がありがたいという人

COROS APEX PROを選んだ方がいい人

・ウィンタースポーツでも記録を残したい人
・40時間以上のバッテリーだと嬉しい人
・地図データも手元で確認しながら、ロストしそうな時にはアラートをかけて欲しい人
・高機能も好きだけどコスパもいいのが好きな人
・アクティビティを正確に記録しないと気持ちが悪い人

まとめ

それぞれの違いは分かりましたでしょうか?

なんとなくCOROSが欲しいな〜山もやるけどPACE2で十分なのかわからない・・という方には参考になったのではないでしょうか。

APEX PROは一言でまとめると、山におけるリスク管理を担ってくれる時計だと思います。地図データをどのように持ち歩くか、それに対して手元ですぐにアラートをかけられるかどうか、標高が上がった時の体の状態に対してアラートをかけるかどうか、などバッテリーや使い勝手を超えて、リスクに対する備えをしたい人はAPEX PROを選ぶのかなと思います。

もちろん他のブランドとも悩む部分もあると思いますので、次回はCOROS APEX PROとGARMIN ForAthlete945を比較してみたいと思います。