音響について

私が音響屋さんをはじめたきっかけ

イベント業務をスタートして12年目。主にマラソン大会の制作をメインにイベントに関わるお仕事をしてきました。その中で1番つまづいたポイントが『音響』でした。

イベントの満足度って楽しかったとか、ためになったとか癒されたとか、美味しかったとか、色んな感情があると思うけれど、『足を運んで良かった』『また来ます』と思ってもらうことが大切で、それを決めるのが雰囲気です。どんなに集客が上手くいったとしても評判が悪ければすぐに人が来なくなってしまいます。
逆に集客が上手くいかなかったとしても、最高に雰囲気が良ければ口コミなどで徐々に広がっていき集客にもプラスの影響が出ていきます。

その大切な大切な雰囲気を決めるものが

です。
「アナウンスがしっかり聞こえていなくて、スタートの時間がわからなかった」
「迷子のアナウンスが聞こえない」
「MCさんが良いこと言ってるっぽいけど聞こえない」

私が初めてマラソン大会を作ったときは、同じマンションに住んでいたミュージシャンの方の簡易的な音響機器をお借りして凌いでいました。最初はお客さんとの距離がとても近く、スピーカーの近くにお客さんが集まってくれるという草イベントをこじんまりやっていたので問題なかったのですが、徐々に規模や出展者さんが多くなっていくうちに『アナウンス聞こえない問題』という壁にぶつかりました。そのおかげでクレームを受けることもありました。

イベントレンタル会社さんの音響も借りたけど音量が全然足りない、知り合い経由で呼んだ音響屋さんは禁煙の会場でタバコをスパスパ吸い、MCさんと喧嘩してしまい主催者が指示する音量の調整を無視・・

もう自分でやるしかないと試行錯誤を始めたのが2016年。それなりの音が確保できる音響機器を購入したことで、関東近郊のイベント主催者の仲間からも音響屋さんとして呼んでもらうことが増えてきました。

RUNNER’S HIGHのサービスは、音響の勉強を専門的にやってきた音響屋さんではありませんが、イベント主催者の心理はかなり理解できる音響屋さんです。人や時間が足りない時は音響以外のお手伝いやサポートもできますし、権限さえ渡していただければ現場の仕切りもお任せいただけます。

また別途ブログを書くつもりではありますが、屋外のイベントは天気が良くて音が良ければ大体成功します。でも、イベントの音を大切にしていないイベント主催者さんって実はけっこういます。イベントのコンセプトも素晴らしい、天気もいい、集客もいい、なのになぜか無音・・・

うぉいうぉいうぉいうぉいそんなのもったいない!!!

ということで2023年は友人・知人のイベントにサポートで音響を提供し始めたところ、『やっぱり音があって良かった』と言っていただけることが増えました。本当は需要があるはずなんだけど、音響専門会社さんだと予算にはまらない、イベントレンタル会社の音響だと物足りないなどの隙間を埋められたらと思い、イベント音響レンタルサービスを本格的にスタートすることとしました。

まずはそういったサービスがあるよということを認識してもらうべく、ホームページから整え始めました。お近くでイベントや音響にお困りの方がいらっしゃいましたらぜひお知らせください。

馬場 保孝

馬場 保孝

ディレクター、音響運営なんでもお任せください。 イベントの便利屋さんです。最近WEBも頑張ってます。